バックナンバー：【関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会】

テーマ：「ＭＴＡをよく知ろう！」

日時：2016年2月11日（木曜祝日）
会場：㈱ヨシダ　（JR、上野駅下車3分　東京都台東区上野7‐6‐9）　
大会長　：北村　和夫（日本歯科大学）
実行委員長：山崎　孝子（日本歯科大学）　　　

◇テーマ講演　(4演題)  「ＭＴＡをよく知ろう！」
「MTAのサイエンス：製品選択のポイント」 興地　隆史（東京医科歯科大学）
「封鎖性向上を目指すMTAシ―ラ―」          山田　國晶（京都府開業）　
「攻めの直接覆髄 with BioMTAセメント」   高田　光彦（兵庫県開業）
「ケイ酸カルシウムセメントの臨床歯科応用   Next Generation　MTA」吉松　宏泰（東京都開業）

◇鈴木賢策賞　受賞講演
「破壊された根尖孔に対する水酸化カルシウムの使い方の再考察」　 辻本 真規

◇大会長賞　受賞講演　　
「生活歯の支台築造」 天野　晃

◇一般口演（５演題）
「ＭTＡシーラーをセクショナル法に用いた他一例」 番匠　千津
「根尖部不透過像を示す病変に対する歯内療法アプローチ」 内田　宜孝

「R相ニッケルチタンファイルの相変態挙動が周期疲労耐性と根管切削特性に与える影響」 五味　涼子
「日本人の上顎大臼歯の歯根ならびに根管形態の分析」 中澤　弘貴
「Direct p-cap リエントリー時における一考察」　　　　　　松本　邦夫 

◇テーブルクリニック（９演題）
「根管消毒？ どうしてる？」　小嶋　壽
「失敗症例から学ぶ」　　　　 服部　操
「イオン導入法進化論2016」　金平　恵介
「歯内療法は根管内から行う治療である」　 藤井　万弘・山添　悠貴　　　　　
「カスタマイズして使うマイクロスコープと周辺機材」 吉松　宏泰
「―MTAの臨床的拡大利用― 根管処置に潜むエラーとリスクの解決策として」    山田　國晶
「エンド難症例への挑戦　－CBCT、マイクロエキスカ、超音波吸引洗浄法、MTA－」　戸田 賀世・小林 千尋

「使用する器材の特性を考慮した根管充填」  金沢 紘史
「エンドと咬合のかかわり―1本の歯の長期的保存を考えて―」    金丸　順策

【タイムスケジュール】
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日程：　2016年2月11日（木・祝日）
会場：　株式会社ヨシダ（東京・上野）
テーマ：「ＭＴＡをよく知ろう！」
大会長：     北村　和夫　　　　　　
実行委員長：   山崎　孝子

９：００～９：０５　開会式
辻本　恭久　学会長挨拶
北村　和夫　大会長挨拶
ーーーーーー講演ーーーーー
座長　（小林　千尋 前会長）
９：０５～　９：３５（３０分）　　   興地　隆史（東京医科歯科大学）　　　　　　　　　　　　　　
９：３５～１０：０５（３０分）　　   山田　國晶(京都府　開業)
１０：０５～１０：３５（３０分）　　高田　光彦（兵庫県　開業）
１０：３５～１１：０５（３０分）　　吉松　宏泰（東京都　開業）
１１：０５～１１：１５　　　　　　　休憩
１１：１５～１１：４５（３０分）　　質疑応答・総合討議
１１：４５～１２：０５（２０分）　　鈴木賢策賞　受賞講演　　辻本　真規(長崎大学)
１２：０５～１２：２５（２０分）　　学会長賞(旧支部会長賞)   受賞講演　　天野　晃(東京都　開業)
１２：２５～１３：３０　　　　　　　休憩　昼食　
（理事会　１２：５５～１３：２５）

１３：３０～１３：５０（２０分）　　総会
１４：００～１４：５０（５０分） 　　一般口演（５演題）　口演８分質疑２分  
  座長　（和達　礼子　常任理事）
１４：５０～１５：００　　　　　 　休憩

ーーーーテーブルクリニックーーーー　　　　　　　　
１５：００～１５：５０　　　　　　　テーブルクリニック第１部　５演題
１５：５０～１６：４０　　　　　　　 テーブルクリニック第２部　４演題
１６：４５～　　　　　　　      　　　ビアパーティ　
  表彰状授与・アワード賞発表　（鈴木賢策賞・学会長賞）
１７:４５　　　　　　　　      　閉会の辞　石井　隆資　副会長　　
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【大会長ご挨拶】

平成28年から「日本歯内療法学会関東甲信越静支部会」は「関東歯内療法学会」と名称を変更いたしました。
その栄えある第１回、関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会　のテーマは「MTAをよく知ろう！」としました。本邦においてMTA(Mineral Trioxide Aggregate)は覆髄材として薬事上認められています。しかし、海外では覆髄だけでなく、断髄、根管充填、パーフォレーションリペア、逆根管充填、パルプリジェネレーションとしても広く臨床応用されており、1,000以上の論文で所要性質や臨床結果が高く評価されています。本邦ではプロルートMTA（デンツプライ三金）が最初に発売され、その後類似する材料としてNEX MTAセメント（ジーシー）、エンドセムMTA（ペントロン）、MTAアンジェラス（ヨシダ）、Bio MTAセメント（モリタ）が市販されていますが、その違いはまだまだ情報不足と言わざるを得ません。また、根管充填用セメントとしてMTAフィラペックス（ヨシダ）も昨年発売されました。しかしどんなに優れた材料を使用しても、正確な診査・診断のもとで適切な治療が行われない限り良い治療結果は得られません。ぜひこの機会にMTAについて一緒に学んでみませんか。

午前中のテーマ講演では、日本のMTA研究の第一人者である東京医科歯科大学教授の興地隆史先生にMTAについてご講演いただき、さらに日本のMTA臨床応用のフロントランナーとして高名な臨床家の先生3人、山田國晶先生、高田光彦先生、吉松宏泰先生をお迎えし、臨床例を交えてお話ししていただく予定です。午前の部はその後、昨年鈴木賢策賞を受賞した辻本真規先生と学会長賞（旧支部会長賞）を受賞した天野　晃先生に受賞講演をお願いしました。昨年、聞き損なった先生は楽しみにしていてください。

午後の部では、昨年に引き続き、口演発表を５演題予定しています。質疑応答の時間も設けてありますのでぜひ活発な討論をお願いいたします。また、ＪＥＡ恒例のテーブルクリニックは２部構成で9演題を予定しております。各部同じ口演を2回繰り返しますので4演題は聴講可能です。演者の先生方の臨床術式やポイントを実際に見て感じ取ってください。口演発表５題とテーブルクリニック9題の合計14演題がアワード賞発表（鈴木賢策賞・学会長賞）の対象となります。参加の先生の投票で決定しますので清き一票をよろしくお願いいたします。

セミナー終了後は無料のビアパーティー（懇親会）をご用意しました。普段話せない先生とコミュニケーションをとる絶好の機会です。アワード賞発表と表彰状授与はこの懇親会で行われます。

寒い2月の祝日ですがどうぞ熱く充実した一日を過ごしていただき、明日からの臨床に役立てていただけますよう多くの先生方の参加を心よりお待ち申し上げております。 


関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会　大会長
日本歯科大学附属病院　総合診療科教授   北村和夫

参加費：会員　事前登録5000円　　
非会員及び会員当日登録7000円　　

学部学生、研修医、大学院生、に限り　会費無料（ただし事前登録してください。学部学生，大学院生，研修医は身分証の提示をお願いします．提示がない場合は非会員扱いとなります。）　　　　　　　　　　　　　　　
参加申込締切日：2016年1月25日（200名になり次第〆切ります）

※JEA関東甲信越静支部会の会員でなくても、どなたでも参加できます。
※受講者は生涯研修カードを持参ください。　　認定医制度ポイント2点
※JEA非会員の方で当日JEA新入会者に限り大会参加費免除！

申し込み方法：下記へご記入のうえ現金書留に申込書を添えてお送り下さい。（銀行振り込みも可,ただし振込の先生は、申込書を送付先に郵送して下さい。）尚、FAXによる申込は受け付けておりません。

申し込み送付先：〒102-8158　東京都千代田区富士見2-3-16
日本歯科大学附属病院総合診療科石井　隆資
銀行振込先：三菱東京UFJ銀行　神楽坂支店　普通0767644　ジェーイーエーカントウイシイタカシ
※     銀行振り込みの場合は必ず個人名でお振り込みください。(歯科医院名では個人を特定できません)。振り込みの場合も申込書は必ず郵送願います。

問い合わせ：関東歯内療法学会事務局　金丸歯科医院内　FAX　03-3417-0420