関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会を終えて

  2016年2月11日(木・祝日)、関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会が 「MTAをよく知ろう!」をテーマに、㈱ヨシダ(東京・上野)において開催されました。大会当日は天候にも恵まれ、学術大会を滞りなく盛会狸に終了することができましたのも関係各位のお力添えの賜と感謝申し上げます。

 本大会の参加者は250名を超え、特に当日参加者が120名以上と予想をはるかに上回り過去最大となりました。そのため、準備した会場も手狭で先生方にご不便を多々おかけしましたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。この経験を来年にフィードバックいたしますので、第16回大会にも多くの先生方にお集まりいただきますようお願い申し上げます。

学術プログラムはテーマ講演でMTAについて、興地隆史先生、山田國晶先生、高田光彦先生、吉松宏泰先生の四人の先生方より大変貴重なお話を伺い、参加された先生方はMTAの長所・短所、使い分けに関する認識を新たにすることができたものと思います。午前の部はその後、昨年鈴木賢策賞を受賞した辻本真規先生と学会長賞(支部会長賞)を受賞した天野 晃先生が受賞講演をされました。

 午後の部では、昨年に引き続き、口演発表を5演題行った後、恒例のテーブルクリニックが2部構成で9演題行われました。いずれも盛況で会場に入れない先生、お座りになれなかった先生がたくさんおられたのは我々の反省点であり、今後改善してまいります。

大会終了後には、恒例のビアパーティーが行われ、アワード賞発表と表彰状授与が行われました。今回、鈴木賢策賞を受賞した金丸順策先生、大会長賞を受賞された藤井万弘先生、おめでとうございます。お忙しいこととは存じますが、第16回大会での受賞講演よろしくお願いいたします。

来年、第16回大会で多くの先生方と再会できることを楽しみにしております。

 

関東歯内療法学会2016年第15回学術大会・総会 大会長 北村和夫